STLファイルが多様体になっていないときの対処法[Blender]

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エラーが出る。

3Dモデルをスライサーに入れると、「多様体ではありません」というエラーに出会うことがあると思います。

そこで、そのエラーを直す方法をいくつか紹介していきたいと思います。

直す方法

これらを直すには、BambuLabとBlenderの2つを使用します。

①BambuLabで直す方法

②Blenderで直す方法

①BambuLabで直す方法

 

大きなエラー出なければ、大体のものがこちらで治ります。

多様体エラーが出ているオブジェクトを選択

修正ボタンを押す。

これで、治らない場合は、次のステップである[Blender]で修復していきます。

②Blenderで直す方法

 

ここからは、下の記事で紹介した[3D print toolbox]を使用しますので、事前にインストールしておいてください。

Blenderでエラーが出ているオブジェクトを選択

編集モードでM→距離でマージ

崩れないギリギリの数値に調整

STLで書き出す

これで、治らない場合は、3D print toolboxを使用します。

Blenderでエラーが出ているオブジェクトを選択

Nを押して3D print Tabを開く

CheckAllを選択

CleanUPからManifoldを押す

STLで書き出す

最後に

BlenderはCGソフトが主な使用用途ですので、CADのような3Dプリントに最適化されていません。記事の途中で紹介したようなCADのように使用できるアドオンや設定を行っておくと便利です。

また、別の記事でお会いしましょう。ではまた。