霞んだ空気感を再現する[Blender3.4]

いろいろな演出に使われる霧や排ガス・煙などが充満している空間ってありますよね。そんな霞んでいる感じの空間を作ることがボリュームにはできます。(光の筋も作ることができます。)

霧・煙を充満させる範囲を決める

そもそもボリュームとはBlenderでいう中身です。大半の場合、自分の作ったカメラワーク等で決めます。

下のプロジェクトの場合、カメラワークの中で霧っぽい感じを切りたくないので、見えないところまで、絶対に切らない様にしています。

ボリュームありとなしの比較

ノードにて設定

Blenderにはたくさんのボリュームの設定があります。ですが、今回は「プリンシプルボリューム」を使用します。

出し方:Shift + A

出せたら、左(上)の画像の赤枠で囲った「ボリューム」どうしをつなげます。

*ボリュームとはオブジェクトの中身のことです。

空気感にあった設定の方法(項目の設定解説)

主に「密度」と「カラー」を変更することで雰囲気を変更できますが、各項目の解説は下の画像参照です。

上の画像の中で、密度を低くするとよくあるモクモクした雰囲気を調整することができます。

この設定は外部の影響を受けて見た目が変化しやすいです。

外部の影響とは、主に光です。放射や環境テクスチャで太陽を使っている人は光の筋ができます。(下の画像。窓を模したオブジェクトとボリューム・太陽の光で筋)

最後に

今回の記事も自分で色々設定を変えて、自分の好きな雰囲気を探してみてください!