ライトの種類と使い方[Blender3.5]

Blenderにはいくつかライトの種類があります。この記事ではそのライトについて解説をしていきます。

How Flow?

・ライトの役割

・CyclesとEEVEEでの違い

・ライトの種類

・最後に

ライトの役割

 ライトは現実世界と同じようにオブジェクトを可視化できるように光を放つものです。現実世界では蛍光灯や白熱灯・太陽などの光があります。次の章でBlenderで再現可能な光について解説します。

CyclesとEEVEEでの違い

Cycles

Cyclesはパストレーシングを落ちいているので、よりリアルに描写することが可能です。ですが、莫大な量の計算をしているのでEEVEEに比べ処理が重たいです。

 

EEVEE

EEVEEはゲームなどに用いられるラスタライズ法を使用しています。とても軽量で扱いやすいレンダラーですが、Cyclesに比べ写実的な描写に不向きです。

ライトの種類

今現在Blenderに搭載されているライトについて解説していきます。ライトごとにCyclesとEeveeのレンダリングでの違いを掲載しておきます。参考程度にご覧ください。

 ・ポイント

 ・サン

 ・スポット

 ・エリア

ポイント

その名の通り一つの点から放射状に光を放つ光源です。

街頭や蝋燭などの表現に最適です。

サン

その名の通り太陽をこれでシミュレートすることが可能です。このサンの位置はどこにおいても同じですが、サンの向きによって光の向きが変わります。

スポット

これは表示された円にそって光が放たれ、スポットライトのような働きをします。

エリア

これはスポットとよく似ていて、放射の形が四角形なだけです。

それぞれの設定項目でライトの強さなどを変更することができます。

色などを変更する場合も、ライトの設定項目で設定可能です。

最後に

ライトの使いたかた一つで作品のクオリティがかなり変わるので、サイズを変えたり、強さを変えたり、はたまた色を変えたりなどして試行錯誤してみてください。

ライトによっては光の拡散度合を調整する項目があったりととても奥が深いです。