モーションブラーを徹底解説[Blender3.4]

モーションブラーとは?

 ブラーとは動いているものがぶれて見えるようにする物です。

レースなど、様々な物をダイナミックに魅せることができます。

効果

より写実的に演出することができます。

レースなど、様々な物をダイナミックに魅せることができます。

設定方法

モーションブラーは「Cycles」と「EEVEE」で2つの設定方法があります。

 ・初めは同じ。

 ・cycles編

 ・evee編

CyclesとEeveeでも両方同じ方法でモーションブラーをオンにできます。

プロパティ―

レンダープロパティ

モーションブラーを有効化

CyclesもEVEEもこのように有効にします。

cycles編

・位置

・シャッター

・ローリングシャッター

・ローリングシャッター期間

・シャッターカーブ

位置

フレームで開始:「現在のフレームと次のフレーム」を用いてブラーの計算をする。

フレーム中開放:「現在のフレームと前後1フレーム」を用いてブラーの計算をする。

フレームで終了:「現在のフレームと前のフレーム」を用いてブラーの計算をする。

シャッター

数値が小さければ小さいほどブラーの量が減ります。

最小値は0.01

最大値は

 

ローリングシャッター

ローリングシャッターとは写真などでできるもので、鉛筆が曲がって見えるやつと同じです。

 

ローリングシャッター期間

数値は0-1

1のほうがブラーが多いです。

0にするとブラーが0になります。

シャッターカーブ

文字通りシャッターのブラーがかかるタイミングを調整することができます。

縦軸(Y軸)がブラー量・横軸が時間です。

eevee編 

・位置

・シャッター

・背景の分離

・最大ブラー

・ステップ

位置

Cyclesの時と同じ解説なので割愛。(ページ内のアンカー)

シャッター

こちらも同じくCyclesの時と同じなので割愛。(ページ内のアンカー)

背景の分離

数値をあげることでカメラとの距離によるブラーのかぶりを軽減できます。

最大ブラー

文字通りブラーの量のリミッターです。これを超える長さのブラーが発生することはありません。

最大値はなし。

最小値は。ブラーが消えます。

ステップ

ブラーの計算の量。細かさを調整します。高すぎるとプロジェクトがとても重くなるのであげすぎに注意。

最後に

別の記事でシネマティックな表現という物を書きましたが、このモーションブラーをかけることもシネマティックな表現には欠かせません。

また、ブラーの結果はレンダリングをしないとわかりませんので(レンダービューでは表示されない)スペックに合わせて調整してみてください。


参考サイト:3DCG School