3.6まできた!
Tom’s Blenderで初めて記事にしのがBlender2.91です。ついに3.x最後のバージョンまでやってきました!
何が変わったのか自分が公式サイトをみて、特に「すごいアップデートだ!」と思ったものを8個あげていきます。
Fileから最近開いたプロジェクトを開けるように
Blenderは元来、スプラッシュ画面で最近開いた項目を表示していました(3.6でもあります)。しかし、設定でスプラッシュ画面をオフにしていた人は多いのではないでしょうか?
これはBlenderの公式サイトのアップデート情報にてイケイケのお兄さんが英語で解説しているのですが、どうやらコミュニティからの声が大きかったようですw
Unicode15で追加された絵文字に対応
世界標準規格とされているUnicodeのVer.15にて追加された絵文字にも対応しました。こちらはBlenderのシステムが対応しているそうなので、アドオンを作る際などにも使えるそうです。
BlenderアプリからOSのフォルダーアプリを開けるように
Blender3.6LTSでは、アプリからフォルダを(MacならFinder)開けるようになりました。これは、毎回パスをコピペしなくてよくなるということです。
テキストオブジェクトをダブルクリックでスペースで区切られた部分を選択可能に
テキストオブジェクト使用時に文字をダブルクリックすることで、英字入力時のスペースキーを境に選択が可能になりました。
テキストオブジェクトで選択部分だけ書体の変更が可能に
テキストオブジェクト使用時に文字の選択範囲だけ効果を与えられるようになりました。
パフォーマンスの向上
様々な改良がくわえられ、書ききれないほどの部分でBlenderは高速化されました!
ジオメトリノードがシミュレーションをサポート
ついにジオメトリ―ノードでシミュレーションを行えるようになりました!
このバージョンは2025-6までサポートLTS(手厚いサポート期間)
Blender3.6LTSの「LTS」とはLong-Term Supportの略で長期サポートを意味しています。
Blenderで3.x系最後のバージョンとなる3.6は最大で3年間の手厚いサポートを計画しているそうです。