EEVEEでリアリスティックに表現する[Blender3.3]

アンビエントオクルージョン

アンビエントオクルージョンあり
アンビエントオクルージョンなし

アンビエントオクルージョンとはゲームやCGなどでよく使われるもので、日本語訳すると、「環境遮蔽」といいます。これは比較的低負荷で高品質な大域照明が考慮された技術です。

Blender的に言い直すと、EEVEE(イービー)で使える光の計算を低負荷で(高品質)高精度にしたものです。

上の写真はキャプションの通り左側がアンビエントオクルージョンあり、右側がアンビエントオクルージョンなしとなっています。

スクリーンスペース反射

スクリーンスペース反射あり
スクリーンスペース反射なし

スクリーンスペース反射は3D空間のあらゆる反射に関する物をよりリアル(cycles)に近づけるためのものです。

「放射」などのオブジェクトを発光させた時も反射は適応され、よりリアルになります。

左がスクリーンスペース反射あり、右がスクリーンスペース反射なしです。地面の光の反射を見ていただくとその差がわかりやすいと思います。

EEVEEでリアリスティックな絵にする場合、必須な項目です。

ブルーム

ブルームあり
ブルームなし

ブルームは光源等の光をより眩しく表現する様なものです。左がブルームあり、右がブルームなしです。

この機能もEEVEEでリアリスティックを追求する上で欠かせない機能です。ネオンの看板などがとても映えます。

まとめ

Blenderで使うことのできるレンダラーの中で、とても軽量なEEVEE。素のままでは使い物なりそうもないですが、Blenderに内蔵されている機能を活用することでここまでリアルに仕上げることができます。

今回私が参考にさせていただいたサイトはこちら参考元サイトではアンビエントオクルージョンのさらに詳しい原理などの解説をされています。

 

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