Kuwahara Nodeとは
Kuwaharaと聞いてなんぞやとなった方も多いのではないでしょうか?
[Kuwahara]というのは、もともと写真でつかわれていたフィルターで、桑原道義博士が作ったことから命名されました。
Kuwaharaの解説のWikiはこちら
Kuwaharaは、ノイズを軽減させるためのフィルターとして利用されて、Blenderでもその効果を発揮することができます。
しかし、BlenderでKuwaharaフィルターを利用するとエッジを残しつつ表面をつぶす、絵画的な絵に持っていくことが可能になります。
使い方とその効果
・使い方(ノードの見方)
KuwaharaNodeには「クラシック」「異方性」の2種のモードが存在します。(左・下画像参照)
クラシックモード
クラシックモードではKuwaharaフィルターを当時のままのプリセットで使用可能です。また、これは処理がもう一方よりも高速です。
↑↑↑↑Sample 32でレンダリングしたものにKuwahara のクラシックを適応した例↑↑↑↑
異方性モード
これはBlenderでさまざまなパラメーターを調整することができるモードで異方性というモード。クラシックモードより処理が低下するものの、調整が効くという点では痒いところに手が届きそう。
各種パラメータの解説
・サイズ : 処理するサイズの大きさを指定している。小さい値から調整していくと良い。
・均一さ : どの程度ノイズを除去するかを指定する。
・シャープ : これは独自のアルゴリズムで導き出された「縁」や「角」をどの程度はっきりさせるか。
・偏心率 : どの程度歪ませるか。簡単にいうとオブジェクトに沿ってふんわりと線が出てくる。