TOM's Blender

ミラーモディファイアーを使いこなそう[Blender3.6]

ミラーモディファイアーとは?よく使うこのモディファイアー。意外と意味をちゃんと知らない人も多いのではないでしょうか?

ミラーモディファイアーの画像

ミラーモディファイアーとは?

ミラーモディファイアーとはBlenderに標準搭載されているオブジェクトに適用するモディファイアーの一種です。

大きな意味で言うと、オブジェクトをミラー(鏡のように複製)するものです。

モディファイアの見方

 ここから具体的に、ミラーモディファイアーの見方・使い方を解説していきます。

座標軸

座標軸でのミラー

ピボットポイントを中心に、XYZ方向にミラーします。(ミラーオブジェクトを使用した場合を除く)

原点とピボットポイントの違いについてはこちら

二等分

 またいだ部分のオブジェクトを消します。

二等分

逆転

 オブジェクトとミラーオブジェクトの場所を入れ替えます。

逆転

ミラーオブジェクト

 Emptyを例に挙げて解説します。「ミラーオブジェクト」とは、それを中心として反転させることができるものです。ミラーオブジェクトはXYZ軸のすべてに適用されます。つまりは自由に動かせるピボットポイントだと思って支障はありません。

ミラーオブジェクト

クリッピング

 分割点から反対側にオブジェクトが移動するのを防ぎます。(すでに反対側にあるものは戻ってこれなくなります。)

クリッピング

マージ

 ミラーされたオブジェクトと本体が設定された距離になったとき、その頂点がくっつくというものです。

マージ

分割平面との距離

 二等分を行ったときに有効になるもので、分割平面(図解)が生成される距離を表します。

分割平面

ミラーできない!

 ミラーがうまくいかない人はもしかしたら、、、?

ミラーができないという人は、ピボットポイントの設定がうまくいっていない可能性があります。(ミラーオブジェクトを使用している場合はミラーオブジェクトの場所を再確認してみてください)

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